現在問題になっている貸与制の奨学金のことです。昔は進学率が悪く、上級の学校に進学するのならば、それなりの収入が保証された職業に就職できたし、上級学校に進学する人が少なかったため、貸与制の奨学金でもさほど問題にはならなかったのでしょう。
急にお金が必要になった
進学率が上がり、今まで上級学校に進学さえすれば就職できたような職業は、そこに就職を希望する人が増えてきて就職するのが難しくなってきました。またそのために、学校を出ていない人が就職したような職業にも、上級学校に進学した人が就職するようになってきています。そのためせっかく上級学校に進学しても収入はあまり良くない人が増えているようです。
家の経済状況で奨学金を借りて進学しても、就職先があまり安定していな所だと収入は良くないのでしょう。せっかくお金をかりて進学しても安定した職業についていなければ、借りたお金を返すことができないのです。そうかといって上級学校に進学しないと、今は収入の良い職業につくのは困難になってきています。
進学を希望する人が経済の心配なく進学ができるような制度があるといいでしょう。家の経済状況で進学をあきらめるのは、人材の損失にもなります。これからの日本は人口が減っていくので、なるべく優秀な人材を育成するためにも、貸与ではなく給付型奨学金の拡大を臨みます。